朝倉台の家 棟上げ

朝倉台の家 大工工事が始まりました!

今回、構造材は弊社の標準仕様の三重県の尾鷲ひのきを採用させて頂きました!

三重より早朝から搬送されて来ました!

 

まずは土台敷きを行います。

この土台が家の床の水平を決めてしまうため慎重に丁寧に行なってもらいます。

土台の上に1階の床を張って柱を立てていきます。

次に柱の上の梁(はり)と桁(けた)を組んでいきます。

今回実は一般的な住宅ではあまりすることがない「大和天井」という造りを採用頂きました。何が普通じゃないかと言うと、2階の床と1階の天井が1枚の杉の板でまかなってしまうという構造なんです。

よって梁も床も天井も着工からいきなり仕上げ材を扱うことになります。

大工さんもかなり慎重に作業をしてくれています。

みなさん靴を脱いで靴下の状態で黙々と床材を止めてくれています。

こんな光景なかなかありませんね。

棟上げの途中に仕上げ工事をするなんてかなり変則的なシーンですが

さすがはみなさんプロ!どんどん進めて一気に2階の構造へ移ります。

2階の柱が建てられて、大きな梁が入っていきます。

このピンクシャツの大工さんすごいですね!

大梁をほとんど一人で持ち上げています!

この下の写真の中央の横に走っている材を「棟木」(むねぎ)と言います。

棟木は家の一番上にある構造材のためその棟木を一番上に上げる作業やその日を「棟上げ」や「上棟」(じょうとう)と言います。

屋根の下地材の垂木を流して、

屋根の下地材の野地板を張って棟上げ完了です!

 

1階に戻って天井を見上げると、、、

大和天井の出来上がりです。

無骨で豪快な趣きがありとても格好良いですね!

もう1階の天井と2階の床が出来上がってしまいました。

棟上げが終わった後には「上棟式」という今度は建築工事の安全祈願をする行事があります。今回はお施主様とだけで手作り上棟式をさせて頂きました。

 その様子は次回に続きます。