ブリックタイルのおとな基地 vol.1
工房の改修工事のご依頼をいただき
設計から実施させていただきました✏️
使い心地がよく
お客様が落ち着いて作業に集中いただけることを考えて🔨
素材にこだわり
ヴィンテージ感と大人の洗練された空間を
お楽しみいただけるようにいたしました。
ブリックタイルや床材のダグラスファー、珪藻土など
上質な自然素材をふんだんに使って
奥行きのある空間に仕上げていきます!
まずは解体から・・・

床を支える際根太、間柱など
水平を取りながら取り付けて・・・

プラ束を使用し、床を上げていきます。

壁面には外からの寒さや暑さを遮るグラスウールの断熱材を入れております☺️

そして、本日の本題・・・
床材には、無垢のダグラスファーを設置するのですが
美しい無垢材ゆえの性質ですがかなり伸び縮みするのです!
夏場と冬場では湿度がかなり変化することを考えて
当時の環境に10日以上木材をなじませました。
(夏場の施工でしたので製材された木材に湿気をわざと吸ってもらい膨らませます)

エアコンを使用せず、木材水分計で含水率が上がっていくのを確認・・・

夏場と冬場で湿度がかなり変化しますので
木材含水率8パーセント程度(5mm)の変化を想定して
ダグラスファーを設置しました。
併せて、板の節や、ワイルドな部分、特徴のあるところを手前にして
空間にメリハリがつくよう
板取りをします。
節や、木目もよく見ると暴れん坊だったり、優しい感じだったり
赤みを帯びていたり、黄色味が強かったり
個性があり、楽しく組み合わせいたしました。

そして、スペーサーを挟んで隙間を作り、ダグラスファーのソリや膨らみを考慮して・・・
木材が呼吸をしても問題がないように設置していきました☺️

工事の続きは、また次回ご紹介させていただきます⚒️
ここまで読んでくださりありがとうございました。