I様邸 仕上げ工事 パートⅠ

みなさんこんにちはー😃

今日はI様邸仕上げ工事についてお話ししたいと思います。

断熱工事が終わり、いよいよフローリング施工です。

フローリングがはるばる尾鷲より現場に届きました!

一つ一つ開封して検品をしていきます。

 

尾鷲桧は名前の通り尾鷲で育った檜材です。

尾鷲は日本一降水量が多い地域で、なおかつ地形が急峻で土壌も

痩せているので尾鷲桧は非常に厳しい条件下で長い年月をかけて成長します。

その為、年輪がとても緻密に育つので強靭な木材としても有名です✨

 

なぜ年輪が緻密だと強度が大きいとのでしょうか・・・?

年輪には秋材と春材という部分があり、

春から夏にかけて作られる目幅が大きくなる部分を春材と言い

夏から秋にかけて作られる年輪は目幅が狭く色が濃くなり秋材と言われます。

尾鷲は温暖な気候が秋ごろも続くため秋材部分が多くなります。

その為、年輪が緻密で強度も大きくなるんですね〜

こちらのお写真でも赤身部分と白身部分があるのがわかりますでしょうか?

赤いところが秋材、白いところが春材に当たります。

アロマオイルでもひのきの香りがあるかと思いますが

桧の成分のカジノールというものがそれに当たります。

 

色が濃い部分には油分が多く含まれており、

カジノールはその油分から精油されているのです✨

カジノールはリラックス効果だけでなく

防虫効果もあるので一石二鳥ですね🤗

 

素足でも生活できる家、そのままうたたねできる家

そんな住まいを想像しながら環境にもお施主様にも

負荷が少なく健康に過ごしていただける建材を

可能な限り使いたいという思いから、

尾鷲桧のフローリング材を標準仕様としています。

 

割付にもこだわりますよ〜!!

玄関框も尾鷲桧です^^

フローリングの継ぎ目が見えないよう、

張り出しの位置を大工さんにお伝えし、

継ぎ目が見えないように施工してもらいます。

一枚一枚納まりを確認しながら貼ってもらっています。

木製建具のレールにもこだわります!!

建具を開けている時に目立たないよう

尚且つ、建具を建具を閉めているときにはレールが見えて来ないよう

フローリングに掘り込み加工をして納めています。

こちらです!

最終の仕上がりがこちら✨

フローリングとは違いますが建具枠の高さとサッシの高さが

揃うように予め設計をしています。

綺麗に揃っている仕上がりを見てホッと安心した安原でした💭

 

これからどんどん経年変化していく様子が楽しみです!

ここまで読んでくださりありがとうございました^^

次回は仕上げ工事パート2をお届けします!