アメリカ建築とシェーカー家具 Ⅰ

こんにちはー!

 

うたたね建築デザイン室で設計やってます黒です🎾

 

本日は、社内の工房で生み出されるプロダクトについて書いて行こうと思います。皆さんはアメリカ建築と聞いて、どんなイメージをお持ちでしょうか?

 

僕らの時代、アメリカへの憧れみたいなモノが強くて、映画とか洋服とか音楽とか、色々な事をしらべたものです🌱アメリカは多民族国家ですので、実は様々な建築様式が混在しています。

 

ミッドセンチュリーモダンといわれるアメリカの黄金期には、アメリカンデザインの全盛期を迎えます。基本的にアメリカ文化は大量生産が前提の建築やプロダクトが多いです。しかしながら、実はしっかりとした手仕事のデザインも現在まで残っております。

 

日本でいう民藝、イギリスでいうアーツアンドクラフツ、アメリカでいう、「シェーカー様式」。シェーカー教徒が全て手仕事で作り上げたハンドメイドのプロダクト。北欧家具にも強い影響を与えました。

私たちのうたたね建築デザイン室では、アメリカのシェーカー様式のデザインを多く取り入れております。

 

究極の「用の美」

 

当社のアトリエで採用している「シェーカー様式」の一例。

「シェーカーペグ」🌞

実際のシェーカー教徒はこのペグに椅子をかけたり、ホウキやちり取り、キャンドルホルダーなどをかけたりもしました。当然、洋服や帽子などもかけたりもしています。

 

上記のシェーカーペグも有名なシェーカー様式のディティールなのですが、有名なシェーカープロダクトに、「オーバルボックス」という接着材を使わないボックスがあります。

 

一般的にアメリカでは上記のようにチェリー材(桜材)で作られることが主です。

 

な、な、なんと、、、、

 

当社工房でシェーカーボックスを作って見ようということになりました!!!

 

オーバルボックスはサイズが色々ありまして、すべて入れ子で箱の中に入れていけます。ロシアのマトリョーシカみたいな感じですね!

 

上記は各サイズの木型に合わせてフレームをあわせていっている写真です!!素材は本場アメリカで使われるチェリー材ではなく、ウォールナット材!

 

次回は、制作風景をもう少し細かく解説していきます!楽しいですよ!物づくりは🌻

 

長文お読みくださりありがとうございましたー!!!